大好きな彼から別れを告げられると、ショックで受け入れがたいですよね。
彼氏と別れたくないからといって取り乱したり、しつこく理由を聞いたりすると、状況がさらに悪化してしまう恐れがあります。
そこでこの記事では、別れを考えている彼氏からのサインや、彼氏と別れたくない場合の対処法、やってはいけない行動などを解説します。
「彼氏から別れ話をされそうで怖い」「大好きな彼から別れたいと言われて落ち込んでいる」など、彼氏と別れたくなくて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
彼氏は別れを考えている?判断基準となる4つのサイン
直接言葉にしなくても、彼女に察してほしいと思い、さりげなく別れたい気持ちを態度や行動で表現する男性は少なくありません。
そんな彼からのサインを見逃してしまうと、いきなり別れを告げられたように感じ、深く傷ついてしまうでしょう。
ここでは、彼女との別れを考えている男性がとる態度や行動を解説します。
自分の彼氏の態度や行動が当てはまっていないかチェックしながら、それぞれの内容を見ていきましょう。
連絡が減る
もともと連絡不精の彼氏ならいいのですが、あからさまに最近連絡が減ったという場合、彼女との別れを考えている可能性があります。
毎日LINEをしていたのに、返信が遅くなったり、既読スルーや未読スルーが増えたりしているなら、彼の気持ちが冷めてきたサインかもしれません。
男性は、本気で好きな女性に対しては、どれだけ忙しくても時間を作り出して連絡しようとするものです。
連絡の頻度が減るのは、彼にとっての彼女の優先順位が下がってきた可能性が高いです。
また、彼女と別れたい気持ちから、連絡をすること自体が億劫になってしまう男性もいます。
会う頻度が減る
特に仕事が忙しいわけでもないのに、曖昧な理由で会うことやデートを断られる場合は、彼氏からの別れたいサインの可能性があります。
会ったとしても短い時間だったり、早めに帰りたい素振りを見せたりと、彼女と過ごす時間を重視していない様子が見られるでしょう。
会う約束をしていても、ドタキャンやすっぽかしなど、以前は見られなかった彼女を軽視するような行動が見られるかもしれません。
約束を避けるようになる
大好きな彼女とは、記念日のデートや連休の過ごし方、旅行など、先のことを計画したくなるものです。
しかし、彼女への気持ちが冷めてくると、男性は明確な約束を避けるようになります。
別れを考えている彼女とは、明るい未来を想像できず、時間やお金の投資もしたくないと思ってしまうのでしょう。
彼氏が「仕事がどうなるか分からないから」「先のことが読めないから」などと言って約束を避けようとするなら、別れたいサインである可能性が高いです。
笑顔が減り、態度が冷たくなる
いつもニコニコしていた彼が笑わなくなったり、冷たい態度をとったりするのも、彼女と別れたいと思っているサインです。
好きな相手にはたくさん話し掛けたり、笑顔で接したりするのに対し、興味のない相手には自分から話し掛けようとしないなど、男性は女性と比べて気持ちが態度に表れる傾向が強いと言われています。
意識的であろうと無意識であろうと、彼が素っ気なくなったのは、彼自身の気持ちの表れである可能性が高いといえそうです。
なぜ彼氏は別れたいのか、理由を考えてみることが大切
彼氏から別れを告げられると、ショックで何も考えられなくなるかもしれません。
しかし、まずは一呼吸置いて、彼があなたと別れたい理由を考えることが大切です。
あなたにとってつらい時間かもしれませんが、じっくりと彼との関係を見つめ直すことで、今後の対策が見えてきます。
ここでは、彼氏の彼女への気持ちが冷めたり、別れたくなったりする理由を解説します。
彼氏が自分と別れたい理由が分からないと悩んでいる方は、参考にしてみてください。
魅力を感じなくなった
カップルは付き合いが長くなるほど、お互いの素の部分を見せ合うことに抵抗を感じなくなるものです。
彼女のすっぴんや寝起きの顔を見て、最初は「可愛い」と感じるかもしれません。
しかし、デートのときもすっぴんが当たり前になったり、家でのだらしない姿を頻繁に目にするようになったりすると、彼女に対して女性としての魅力を感じなくなってしまいます。
自然体でいられるのは良いことですが、気を抜き過ぎて下品な行動をとってしまうと、彼にとってのあなたの魅力が下がってしまうでしょう。
彼氏との付き合いが長いほど、いつまでも魅力的な女性でいるために、自分磨きをすることが必要になってきます。
自分勝手で思いやりがないと感じた
交際期間が長くなると、付き合い始めに比べて、自分の意見や希望をはっきりと口に出すことが多くなるかもしれません。
本心を伝えることは大切ですが、彼の意見を否定したり、彼の話を聞かずに自分の意見ばかりを主張したりすることが増えると、自分勝手で思いやりがない人と思われてしまいます。
自分の意見を伝えたいときも、彼の話をきちんと聞いて、いったん彼の考えを受け入れてから伝えることが大切です。
お互いの気持ちや意見を尊重する姿勢は、良好な交際には欠かせないポイントなので、注意が必要です。
マイナスな発言が多いと感じた
仕事がうまくいっていないときや、人間関係のトラブルなど、不満や愚痴を口にしたいときは誰にでもあります。
特に女性同士だと、気軽に上司への不満や職場への愚痴などを言い合って、ストレスを解消することもあるでしょう。
彼氏に対しては、明るい話題を心掛けているつもりでも、付き合いが長くなるにつれて、気づかないうちにマイナス発言が増えていることもあるかもしれません。
不満や愚痴に限らず、将来に対する悲観的な発言も、彼女との明るい未来が想像できず、別れを考えるきっかけになってしまいます。
嫉妬深く、面倒くさいと感じた
嫉妬する彼女を可愛いと感じる男性もいれば、面倒くさいと感じる男性もいます。
少しくらいの嫉妬なら嬉しいと思う男性も多いですが、あまりにも彼女が嫉妬深いと疲れてしまいます。
頻繁に浮気を疑われたり、飲み会の席に女友達がいただけで怒られたりすると、面倒くささや窮屈さを感じ、別れを意識する原因となってしまうでしょう。
なかなか会えなくて寂しい
彼女が仕事で忙しいなどでなかなか会えないと、「付き合っている意味があるのかな」と思い、別れを考える男性もいます。
一生懸命頑張る彼女を応援したいと思いつつも、会えない寂しさに勝てない男性は少なくありません。
また、遠距離恋愛で物理的な距離が遠い場合も、「彼女が浮気していたらどうしよう」「会ったあとの別れがつらい」など心配な気持ちやつらさに耐えられず、別れを決断してしまう男性もいるでしょう。
ほかに集中したいことがある
彼女のことが好きでも、仕事が忙しい、趣味ややりたいことが多いという場合、彼女の存在を負担に感じてしまうことがあります。
理解のある彼女なら問題ないのですが、「仕事と私、どっちが大切なの?」「もっと会いたい」など不満を頻繁に口にされると、「この女性とは合わないな」と感じて別れを考えてしまいます。
また、彼女と会う時間がなかなかとれないことに罪悪感を抱き、別れを決意する場合もあるようです。
彼氏と別れたくない場合、試すべき5つ対処法
彼氏から別れを告げられたけど、別れたくないという場合、すぐに諦める必要はありません。
これからとる行動によっては、彼の気持ちをつなぎ止められる可能性があります。
ここでは、彼氏と別れたくない場合に、ぜひ試してほしい方法を紹介します。
彼からの別れを受け入れられないと悩んでいる方は、参考にしてみてください。
別れたくない気持ちを素直に伝える
まずは、彼のことが好きだから別れたくない気持ちを、素直に伝えましょう。
普段あまり自分の気持ちを伝えていない場合は、なおさら彼のことが本当に好きなこと、別れたくないと思っていることを正直に話してみてください。
もしかしたら、コミュニケーション不足から、彼はあなたが本当に自分のことを好きなのか不安に思っていることも考えられます。
自分の気持ちを正直に表現するのは恥ずかしいかもしれませんが、あなたの誠実な態度と言葉を受けて、彼の気持ちに変化が表れる可能性は十分にあります。
真剣に話し合いをする
彼からの別れ話にショックを受ける気持ちは分かりますが、気持ちが少し落ち着いたら、彼と真剣に話し合うことが大切です。
話し合いの際には、まずは彼がなぜ別れたいのか、彼の話をきちんと聞いてから自分の考えを言うようにしてください。
彼のあなたに対する本音を聞き出し、別れたい原因を探ることで、別れを回避するチャンスをつかめるかもしれません。
また、彼への感謝の気持ちを伝え、あらためて別れたくないこと、本気で好きなことを伝えましょう。
一度距離を置いて、お互い冷静に考える時間を設ける
直接彼に会うと、感情的になってしまいそうな人は、一度冷却期間を設けるという方法もあります。
会わない時間をつくることで、お互い冷静になり、自分の気持ちや相手との関係性をあらためて見つめ直せるのです。
一度距離を置いてから再度話し合ったことで、冷静に互いの気持ちや考えを伝え合えて、別れずに済んだというカップルは多くいます。
冷却期間を設けることは、彼氏との別れを回避するための有効な手段といえるでしょう。
自分の悪いところ・別れ話の原因を直す
彼との話し合いで、自分の悪いところや別れたい原因を聞き出せたら、まずは素直に自分の悪かったところを謝りましょう。
優しい彼氏ほど、日常で彼女の嫌な部分を指摘できずにストレスを溜めてしまい、別れを考えるようになってしまいます。
彼に謝ったら悪いところを直し、別れの原因を取り除くための具体的な改善策を伝えましょう。
本気で悪いところを直そうと努力する彼女の姿を見て、「今の彼女なら、もう一度やり直せるかもしれない」と彼も考え直してくれるかもしれません。
一度別れを受け入れるという方法も
彼からの別れを、一度受け入れるという方法もあります。
リスクは高いですが、離れたことで彼女の大切さに気づく男性もいるでしょう。
また、自分の気持ちを尊重してくれる、誠実な女性という印象を与えられます。
別れるときは、楽しかった思い出の話や感謝の言葉で締めると、好印象を持たれやすいでしょう。
別れてからもどうしても彼を諦められない場合は、数ヶ月~半年ほど時間を置いてから、復縁を申し込んでみましょう。
ある程度の時間を置いてから申し込むことで、「自分のことをずっと好きでいてくれる誠実な女性」と感じ、復縁を受け入れてくれる可能性が高くなります。
彼氏と別れたくない場合、やってはいけない4つの行動
彼氏からの別れ話に動揺して、つい取り乱してしまう人もいるかもしれません。
しかし、感情的に相手に詰め寄ると、関係をさらに悪化させてしまう恐れがあります。
彼氏と別れたくないなら、するべきではない行動がいくつかあるので、紹介します。
自分がやってしまっていないかチェックしながら、内容を見ていきましょう。
相手の話を聞かず、自分の気持ちを押し付ける
大好きな彼から別れ話をされると、別れたくない気持ちからつい彼の話を遮って、自分の気持ちばかりを主張してしまうかもしれません。
せっかく彼と話し合えるチャンスなのに、話を聞かずに自分の気持ちを押し付けてしまっては、ますます彼の気持ちが離れていってしまいます。
彼と別れたくないなら、まずはしっかりと相手の話を聞いて、なぜ別れたいと思っているのかを知ることが大切です。
相手を責める
別れの理由に納得できないと、彼を責めたくなるかもしれませんが、これもやってはいけない行動です。
彼に自分の悪いところを指摘されて、「あなたこそ、嫌なところがいっぱいあるよ」とやり返してしまうと、別れを回避できる可能性が少なくなってしまいます。
別れ話をされたショックから、過去のことを蒸し返したり、彼のプライドを傷つけることを言ったりなど、彼を責めることは絶対にやめましょう。
泣きじゃくって引き留める
彼からの別れ話に、つい涙を流してしまうことはあるかもしれません。
しかし、相手を引き留めるために泣きじゃくるのは、NG行動です。
感情的に泣くあなたを見て、彼は「面倒くさい」「この女性とはやっていけない」という気持ちを強めかねません。
男性は女性の涙に弱いと聞くかもしれませんが、彼女と別れたい男性にとっては面倒くさい気持ちのほうが勝ってしまい、余計に彼を引き留めることが難しくなってしまうでしょう。
しつこく連絡する
別れたくないという気持ちから、何度も彼に連絡をしてしまう人がいますが、やってはいけません。
あなたと離れたいと思っている彼からすれば、LINEや電話が頻繁にくるのは迷惑で、あまりにしつこいとストーカー扱いされかねません。
あなたから離れたい彼の気持ちを尊重して、いったんは連絡を控えるほうが賢明です。
どうしても伝えたいことがある場合は、落ち着いて冷静になってから連絡をするようにしましょう。
別れたくなくても、別れるべき彼氏もいる!
「彼のことが好きだから、別れたくない」と思っても、別れたほうがいい彼氏がいるのも事実です。
恋をしているときは盲目になりがちですが、客観的な視点を持って冷静に判断することで、幸せなパートナーシップを手に入れられます。
ここでは、別れたくなくても、別れるべき彼氏の特徴を解説します。
自分の彼氏が当てはまっていないか、客観的な視点で見ていきましょう。
DV
恋人間で行われるDVは「デートDV」と呼ばれています。
もしも彼氏から叩かれたり、物を投げつけられたり、暴言を吐かれたりしているなら、すぐに離れてください。
デート費用を毎回払わされたり、高額なプレゼントを買わされたりするのも、デートDVにあたります。
「彼のことが好きだから」「優しいときもあるから」と別れを躊躇してしまうかもしれませんが、DV彼氏と一緒にいては、あなたの心が壊れてしまいかねません。
普段からDVを受けていると、自分では気づけないこともあるので、心配な人は友人など第三者に意見を求めてみましょう。
モラハラ
恋人間で行われるモラハラも、同じく「デートDV」と呼ばれています。
あなたをバカにしたり、監視したり、急に不機嫌になったりと、言葉や態度であなたを傷つける彼氏はモラハラ彼氏です。
いくら好きでも、モラハラ彼氏と一緒にいては幸せになれず、心も体も疲弊していってしまうので、早急に別れる方法を探ってみてください。
彼氏があなたに執着して別れるのが難しい場合は、「モラハラ相談窓口」に相談するなど、1人で問題を抱え込まないようにしましょう。
浮気症
浮気症の男性は、浮気が彼女にばれたあとも、何度でも浮気を繰り返すという特徴があります。
「2度としないから」「1番大事なのは彼女だから」という言葉を信じ、つい許してしまうかもしれません。
しかし、浮気症はトラウマや自尊心の低さ、男性ホルモンなどが原因のこともあり、簡単には治りません。
頭で浮気はダメなことだと分かっていても、「謝れば許してくれるだろう」と彼女を甘く見ているケースもあります。
「また浮気されるかも」と不安を抱えながら、浮気症の彼氏との交際を続けるより、別れて新しい恋を探すほうが幸せへの近道です。
ギャンブル依存症
趣味程度のギャンブルなら大きな問題はないのですが、依存症のレベルになると、借金やお金ほしさからの犯罪行為など、さまざまな問題が起こってきます。
彼氏がギャンブル依存症だと、お金や人間関係の問題などに、あなたが巻き込まれる可能性もあります。
ギャンブル依存症の彼氏を支えて克服させるのは、簡単な道のりではありません。
あなたが傷つく可能性が高いので、別れることをおすすめします。
彼氏と別れることになってしまった場合の乗り越え方
いくら一緒にいたいと思っても、彼氏と別れる結果になってしまうこともあるでしょう。
大好きな彼との別れはとてもつらく、受け入れがたいですよね。
そこで、彼氏と別れることになってしまった場合の乗り越え方をお伝えします。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
相手と距離を置く
彼氏とのつらい別れを乗り越えるためには、物理的にも精神的にも相手と距離を置くことが大切です。
別れた彼氏への未練から連絡をとりたくなってしまうかもしれませんが、前に進めないどころか、相手から冷たい反応を返されて、さらに傷つくことも考えられます。
職場が一緒で物理的距離がとれない場合でも、「相手のことを考えない」「思い出に浸らない」「連絡しない」を心掛けてください。
失恋で傷ついた心は、時間とともに少しずつ回復していくので、焦らず前に進むことだけを考えましょう。
友人など周囲の人につらい気持ちを話す
自分だけでつらさを抱え込むより、周囲の人に気持ちを聞いてもらうことですっきりしたり、立ち直るきっかけを得られたりすることがあります。
特に女性の場合は、「親しい友人につらい気持ちを思う存分吐き出したら、気持ちが楽になった」という人も少なくありません。
第三者からの客観的な意見をもらうことで、気持ちが落ち着き、別れるべくして別れたと思えることもあるでしょう。
また、あなたを心から心配してくれる人の存在に気づくことは、大きな励みになります。
恋愛以外を充実させる
趣味や推し活など、自分の大好きなことに没頭することで、失恋のことを考える時間を減らせます。
大好きなことに集中している間に、失恋の痛みが徐々に減っていって、いつの間にか立ち直っているなんてこともあります。
また、仕事などをわざと忙しくして、恋愛のことを考える暇がないようにするのも有効な方法なので、可能な範囲で試してみてください。
新しい出会いの場に積極的に出掛ける
恋の傷は恋で癒やされると言われるように、失恋のつらさを乗り越える方法として、新しい恋を始めることも有効です。
少し気持ちが落ち着いたら、出会いの場に積極的に出掛けてみましょう。
街コンや恋活アプリなど、新たな出会いを提供する場はたくさんあるので、興味のあるものがあれば思い切って参加してみてください。
失恋の痛みを癒やしてくれる、素敵な出会いが待っているかもしれませんよ。
【まとめ】彼氏と別れたくないないなら、まず理由を考え対処法を試してみよう!
本記事では、彼氏が別れを考えているときのサインや、別れたくない場合の対処法、やってはいけない行動などを解説しました。
大好きな彼氏からの別れは、つらく受け入れがたいものです。
彼を引き留めたくて焦ってしまう気持ちは分かりますが、一度落ち着いて冷静になってから行動するようにしましょう。
彼と別れることになってもならなくても、悔いが残らないようにすることが大切です。
ぜひ本記事で紹介した方法を参考に、彼氏との関係に向き合ってみてくださいね。